A. アルパッチを皮膚につけると、皮膚にあるカタラーゼによってアルコールが酸化され、アセトアルデヒドが生成します。パッチテストで皮膚が赤くなるのは、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH-E2)の活性が低いか欠損しているために、アセトアルデヒドの蓄積で毛細血管が拡張するためです。一方、ALDH-E2の活性が高ければ、アセトアルデヒドは速やかに代謝されるので、赤くなりません。
アルコールを飲んだ場合は、アルコールとアセトアルデヒドの代謝は大部分が肝臓で行われますが、皮膚に適用した場合は、局所における代謝が重要になります。肝臓ほどではありませんが、皮膚にもALDHがあるのです。なお、ALDH-E2の有無の判定には頭髪毛根部を用いています。
(株)和漢薬研究所 総合開発研究所
栗原 久 先生
http://www.schoolpress.co.jp/kanren/arupati.htm
最低5分は圧迫し続けてみて下さい。その間,指を離したり力を抜いたりしないように。また,注射針が皮膚に刺さったところと血管に刺さったところにはズレがありますから,血管に刺さったところを真上から押さえるようにします。
採血者の技量によるものとしては,一度血管に刺した針が血管から抜けてしまって刺し直したような時に最初の穴からの出血が内出血として残る場合などがあります。
正しく数分間圧迫したのに内出血をするようであれば、血管がもろいか、または血液凝固?線溶系に異常がある可能性もありますので、血液内科に相談してください。
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