健康診断の胸部レントゲンで両肺尖に古い炎症の疑いがると診断されました。去年までは異常無しだったのと、この1年で肺に炎症があったという自覚がないので驚いています。こういった炎症はどのようにして起こるのでしょうか?また、古い炎症ということは完治しているということなのでしょうか?また、レントゲン撮影の1ヶ月前に風邪をひいていたのですが、これも関係があるのでしょうか?
おそらく、陳旧性(=古い、治った後の)胸膜炎もしくは陳旧性炎症瘢痕と思われますが、結核性、ウィルス性、細菌性の感染などでみられます。頻度は結核性が多いです。
健康診断での「両肺尖に古い炎症の疑い」という所見ですが、軽い場合は特に問題ないため、所見としてとるDrととらないDrがいます。また、軽度の場合では、レントゲンをとる角度やレントゲンの電圧が変わることで、みえたりみえなかったりしますので、1ヶ月前の風邪と関係あるかもしれませんし、ないかもしれません。
いずれにしろ、この所見なら、特に気にすることはないです。
両肺尖に古い炎症の痕があるという所見は、陳旧性胸膜炎であると考えられます。ほんとんどの場合は結核性のことが多く、知らない間に感染し、自覚症状も無いまま治ってしまったものです。
肺尖部のわずかな変化は専門医が見ないと見逃されてしまうことがあります。
1ヶ月前の風邪は関係ないのではないかと考えられます。
風邪だと思ったらクラミジア肺炎(熱があまり出ない)だった、なんて可能性もありますね。
熱が高かったのならマイコプラズマ肺炎だったのかもしれませんし。
風邪が原因です。風邪の時の肺の炎症が残ってるんでしょう。よくあることです。
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